過去の学校たより

夢実現!キャリア講演会

国連で活躍中!「夢実現!キャリア講演会」

本日午後、第1回夢実現!キャリア講演会が行われました。
今回は2学年が体育館、1,3学年はオンラインでの参加です。
講師は、進路主任の長嶺有晃先生の大学時代の同級生
仲村秀一朗(なかむらひでいちろう)さんです。

  
仲村さんは、県出身者として初の「米州開発銀行」に勤務されています。
今週末には、ニューヨークに出発されるタイミングで
有晃先生との対話形式での講演会を引き受けてくださいました。

  
どんな中学生だったの?に始まり、
高校時代に模擬国連総会のロールプレイに参加したこと、
大学時代は、基地の消防士になりたくて、
英検1級、大型自動車免許、危険物取扱の資格をとったこと、
消防士になって8年後、国連で働きたいと思い転職を決意、
JICA青年海外協力隊で行ったジャマイカの話、
国連開発銀行でのお仕事は、途上国の課題の解決に向けたプロジェクトの提案や資金の準備をすること、
具体的にマラウイでの画像や動画を交えてわかりやすくお話してくださいました。
  
嶺中生に向けてのメッセージとして、
「人生は選択の連続」「何かをやるときの怖さより、やらなかったことを後から後悔する怖さの方が大きい。時間だけは取り返せないから、後悔のない選択をし、やるしかない!」「夢を持つことを恐れないで」など多くの言葉をいただきました。

会場の2年生からも多くの質問がありました。
     
「一人の時間をつくって、自分と対話をすること。何がしたいんだろう?とか自分の幸せってなんだろう?と自問自答して自分を掘り下げて知っていくことがとても大切」だと教えてくださいました。
「英語以外にスペイン語や中国語が話せると海外でも活躍する幅は広がるけれど、コミュニケーションとは心と心のつながりがとても大事、心を開いて相手を思いやる気持ちの方が大事ですよ!」など、
とても大切なことを私たちに伝えてくれました。
 
生徒代表お礼の言葉で、玉栄紅空さんは、
「世界には貧困や差別がなくならない国がたくさんあり、それをなくそうとしているのが国連だと考えていたけど、今回の講話で、貧困がどのようなものか、治安の悪い国ではどういうことが起きるのか、写真などを通して詳しくわかったし、様々な問題を解決していく機関が国連だということがわかりました。夢の実現に向けて、自分を大切にすることや周りを大切にすることを心がけて頑張っていきます」と述べていました。
「人生は一度きり、夢を持つことを恐れず後悔のない人生を送って!」と、秀一朗さんからの熱いメッセージはしっかりと嶺中生に届いていることでしょう!本当にありがとうございました!!!
・・・大学時代の同級生の長嶺有晃先生(左)と仲村秀一朗さん(右)・・・