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2024年3月の記事一覧

NEW 錬心PJグランプリファイナル

錬心PJグランプリファイナルを開催しました!

今年度の錬心タイムにおける探究活動の最終の報告会が行われました。
名付けて「錬心プロジェクトグランプリファイナル」
各学年のファイナリストによる探究成果の報告を、外部から講師をお招きし助言や講評をしていただく貴重な時間となりました。
講師には、沖縄大学客員教授の上地幸市様、沖縄県中小企業家同友会代表理事の宮城光秀様、沖縄県ユネスコ協会会長の添石幸伸様、株式会社OCC執行役員で工学博士の松村隆様、元松島中学校校長で現石嶺中の初任研指導の喜屋武浩司様です。また、ケイオーパートナーズ、那覇市教育研究所の伊志嶺順子指導主事、小禄中学校の松田孝校長、小禄中学校の先生方、ファイナリストの保護者の皆様をお招きし、緊張感のある会場での最終プレゼンとなりました。

「沖縄の海をPR」瀬名波妃野・松田奈々・前門美沙・宜野座夢叶
「骨折しても大丈夫!100発100中ストラックアウト」下地亜紀・中山光喜・石川拓弥・慶田元航士郎・奥平大雅
1年生の発表では、キャリアスマイルプロジェクトでショップを開設し、お客様にアンケートを行い、その結果をもとに自分たちの活動の成果と課題を報告していました。講師の方から質問を受けると、それに対して堂々と答えることができました。

「沖縄の昆虫について」小畑太陽
「沖縄のトカゲについて」長嶺光陽
「金城哲夫」知花羽純
2年生の発表では、沖縄の固有種や絶滅危惧種、在来種、外来種の問題における昆虫やトカゲについて独自調査や経年比較を行って考察した報告、ウルトラマンなどを手掛けた沖縄の脚本家の金城哲夫について実際に「生誕85年記念スペシャルイベント」に参加し、その功績について学んだことをまとめてタイトルシーンを実際に作って動画で表現することに成功した報告がありました。

「勉強嫌いをゲームで解決」細川宗一郎
「沖縄の路線バスの特徴」屋嘉部隼
3年生の報告はさすがに堂々としたものでした。途中の機材トラブルを見事にリカバーするところ、会場を盛り上げるところも褒めていただきました。探究するうえで一番大事な楽しいという実感や粘り強さが身についたと答えるシーンや、沖縄だけではなく離島、県外のバス路線についても制覇したいという熱い思いに触れられ、次年度に向けての石嶺中の錬心タイムの探究プロジェクトもますます熱くなっていくと思いました。
最後の講評では、自分のテーマから社会全体のウェルビーイングにつながっていくという探究のすばらしさ、沖縄の観光、健康、自然、文化、産業、公共交通などテーマの幅広さがこれからの沖縄を支えていく人材としての成長につながっていくこの石嶺中学校の探究プロジェクトの今後が楽しみなど、多くの助言をいただきました。新2年生、新3年生になる前に、4月から何に取り組むかを考えるきっかけになりましたね。報告したら探究は終わりではありません。そこからまた新しい問いにつながっていくのが探究です。先生方も一緒に学び続ける石嶺中学校の今後の錬心タイムがますます楽しみになりました。
お忙しい中、貴重な助言をたくさんいただき、講師の皆様には心より感謝いたします。本当にありがとうございました!!!