令和7年度 ニュース

壺屋焼の面シーサー作り


5年生が図工の授業の一環で面シーサー作りを行いました。
1組と2組がイスと机を持ち寄ってふれあいプラザに集まりました。

今回の授業は、壺屋焼物博物館が主催している出前体験教室によるものです。
講師は読谷に工房を持つ陶芸家の伊良皆幸子氏と新垣優人氏です。
また、博物館のスタッフの方々にもサポートしていただきました。



面シーサーの製作に使う材料は粘土のほか、パーツを接着する「ドベ」と呼ばれるペースト状の土、面の下に敷く新聞紙を丸めて饅頭の形にしたもの、凹凸をつけて接着しやすくするための棒、手を湿らせるための雑巾などです。



はじめに全体を伸ばして20センチほどの面を作ります。


面の下に丸めた新聞紙を入れて、面を膨らませます。



次に目、鼻、口を作り、接着面を棒で引っかいてできた凹凸にドベを塗り、パーツをつけていきます。


シーサーの特徴である牙と舌をつけます。
今回は福を口の中に呼び込む「オス」のシーサーを作りました。


目の穴の角度はとても大切です。
飾る場所の高さを考えながら、角度や大きさを決めて穴を開けます。


最後に耳と巻き毛をつけたら完成です。
個性的なシーサー達が出来上がりました。








陶芸家と博物館の方々がひとりひとりの作品を見てまわり、アドバイスをしたり手を加えて調整したりしてくれました。


乾燥させてから焼きあがるまでに1ヶ月以上かかります。
仕上がりが楽しみです。