2019年度 研究所日誌

2019年度 教科等課題係る研修(小中一貫教育講演会)


 5月24日に、「2019年度 教科等課題係る研修(小中一貫教育講演会)」を行いました今回は講師として、筑波大学 人間系教授・教育学類長 博士( 教育学)藤田 晃之をお招きいたしました。「義務教育9 年間の育ちを見通したキャリア教育」という演題で御講話をいただきました。会後半では、「那覇市の小中一貫教育を通したキャリア教育」というテーマのもと、パネリストに、藤田教授、喜屋武裕江那覇市教育委員、狩俣直美松川小学校長の三方をお招きし、パネルディスカッションを行いました。
 参加した先生方からは、「キャリア教育をしっかり振り返ることができ、義務教育9年間を通して共通実践が大切であることがよくわかった。藤田先生のお話がわかりやすく、何が大切かを自分なりに思考ができた。改めて自校の課題を確認し、校区での共通目標を実践していきたい。」また、「キャリアの本質(藤田教授)、沖縄県としての視点(喜屋武委員)、学校現場の声(狩俣校長)と違う立場からの意見を交えたパネルディスカッションがとてもよかった。」「パネルディスカッションの中で、県の実態を把握できた。今、学校で行っている教育活動が社会に生かされる資質・能力について考えさせられとても良かった。なりたい自分、なれる自分、是非、こどもと考えてみたい」などの多くの感想がありました。