研究所会議室にて第111期教育研究員の「指導案検討会」を実施しました。研究テーマ・仮説等との整合性を確認しながら検討しました。来月には、検証保育・検証授業を実施します。これまで進めてきた研究が、実践の場で生かされるかを検証しながらさらに研究を深めていきます。
　　　　

  「平成30年度　情報教育研修会」を行いました。今回は講師として、関西大学総合情報学部　教授　黒上 晴夫（くろかみ　はるお）氏をお招きして御講話をいただきました。演題は「思考を促す授業デザイン」として、新学習指導要領で導入・拡充されるプログラミング的思考を育成する授業づくりについてお話し下さいました。考えるための技法としての「思考ツール」を取り入れた様々な授業例を学ぶことができました。参加された先生方からは、「シンキングツールを使って、子どもが深く考える授業づくりをしてみたい」「プログラミング教育等についての指導法のヒントを得た」など、多くの感想がありました。
      

　11月14日（水）に第11回中堅教諭等資質向上研修を以下のとおり開催いたしました。
研修Ⅰ「特別支援教育について」　　　講師　学校教育課　奥平美智子　指導主事
研修Ⅱ「那覇市の防災と防災教育について」　　講師　市民防災室　真栄里　憲一　主査
　研修者からは「特別支援教育の視点を大事にした学級経営や授業づくりが必要であること」や「地域と一緒になって防災について考える機会をもっと設けたい」等の感想がありました。中堅教諭としての資質向上につながる有意義な研修会となりました。
　　　　　　　　

第12回の初任者研修は、世界遺産「識名園」を探訪しながら、地域の歴史、文化への理解と琉球王朝時代から続く悠久の歴史の奥深さを体感してきました。「識名園」へ初めて来訪する初任者がほとんどでしたが、案内親方（うぇーかた）・識名里主（しきなさとぬし）と呼ばれるガイドボランティアや那覇市文化財課の方に説明していただきながら視察することができました。

　後半は繁多川公民館へ移動し、教職２年目研修に向けての説明をうけました。平成30年度より2年目研修の内容が変わるということで熱心に説明を聞いていました。有意義な研修となりました。

興洋電子株式会社　情報システム部システム営業インストラクターの上地弘美氏をお迎えして、所内講座「情報モラルについて」を行いました。教師自身が意識すべき情報モラルと、児童生徒を守るために、児童生徒に教えていかなければならない情報モラルについて、最新の情報をもとに教えていただきました。