日々のたより

令和7年度 日々のたより

【令和8年2月17日(火)】★響け、僕らの物語。県音楽教育研究大会で「卒業ソング」を披露

 先週2月12日(木)、浦添市の「てだこホール(市民交流室)」にて、第44回沖縄県中学校音楽教育研究大会 那覇大会が開催されました。県内から約80名の音楽教師が集まるこの大きな舞台で、本校の音楽教諭と3年3組が研究授業を行いました。
 授業のテーマは「思いを歌の響きにのせて」。教材となったのは、3年生(73期生)のために作られた安岡中学校オリジナル卒業ソング『3月7日~feat.73期生~』です。この曲の歌詞や旋律には、生徒たちの3年間の歩みが凝縮されています。
 「初めて会う君とはマスク越しで」という、コロナ禍から始まった入学当初の戸惑い
 「ノートに書いた落書きも 廊下に響く足音さえも」愛おしく感じる今の気持ち
 授業では、こうした歌詞の背景をどう表現に繋げるか、ホワイトボードを使いながら熱い議論が交わされました。楽譜には「入学式の不安を出すための旋律」や「未来への希望を込めた転調」など、生徒たちの思いを音にするための工夫が随所に散りばめられています。
 80名の専門家が見守る中、3年3組の皆さんは、自分たちの物語を語るように、一音一音を大切に響かせていました。その歌声は、参観された先生方の心に深く響き、本校が取り組んできた成果を堂々と示すものとなりました。
 素晴らしい授業を展開した先生、そして安岡中の代表として最高の歌声を披露してくれた3年3組の皆さん、本当にありがとうございました。この日ホールに響いたハーモニーは、3月7日の卒業式で、さらに大きな感動となって学び舎を包み込んでくれるはずです。

【令和8年2月16日(月)】★感謝を込めて。3年生「学び舎」への恩返し(大清掃を行いました)

 先週金曜日の午後、卒業を目前に控えた3年生による「大清掃」が行われました。これまで3年間、共に笑い、時に悩み、多くの時間を過ごしてきた教室。生徒たちは、普段の掃除時間では手の届かない床の汚れや隅々の埃まで、感謝の気持ちを込めて丁寧に磨き上げました。
 日本では当たり前のように時程に組み込まれている清掃時間ですが、世界的に見ると児童・生徒が自ら清掃を行う国は3割程度と言われており、専門家に任せる国の方が多いのが現状です。しかし、自分の手で床をこすり、汚れを落とすというその「小さな一歩」には、非常に大きな学びが詰まっています。
 ○自立心: 自分の使う場所を自ら整え、保つ力
 ○公共心: 道具や施設を大切に扱う、物を慈しむ心
 ○協調性: 役割を分担し、一つの空間を仲間と作り上げる力
 ○思いやり: 自分が去った後、ここを使う後輩たちが気持ちよく過ごせるようにと願う想像力
 生徒たちが膝を突き合わせて床に向き合う真剣な背中、そして作業の合間の笑顔。それらを見ていると、彼らがこの3年間で、知識だけでなく、こうした「目に見えない大切な心」をしっかりと育んできたことを頼もしく感じます。卒業式まで、登校する日はあと13日となりました。ピカピカになった教室で過ごす最後の日々。3年生の皆さんには、安岡中学校での全ての経験を糧に、最後まで一日一日を大切に、多くのことを吸収していってほしいと願っています。

【令和8年2月13日(金)】★「準備の大切さ」と「最高の着地」に向けて(全体朝会:教頭講話)

 昨日、全体朝会が行われました。今回は、感染症対策のため受験を控えた3年生が体育館、1・2年生は教室からオンラインで参加するハイブリッド形式での実施となりました。今回の講話は、本校の教頭先生です。自身の経験に基づいた「準備」についての熱いメッセージが語られました。
■「本番で奇跡は起きない」— 日本記録保持者の実体験から
 教頭先生は、かつて体操競技の選手として全国大会でも活躍し、50歳を超えた現在も「バク宙」ができるという驚きの経歴の持ち主です。昨年12月には、沖縄県内で行われたイベントで「50人同時バク宙」の日本記録を達成し、現在は日本記録保持者でもあります。
 そんな教頭先生が、極限の勝負の世界で学んだこと。それは「本番で奇跡は起きない」という厳しい現実でした。「練習でできないことは、本番でも絶対にできない。だからこそ、誰にでもできる当たり前のことを、誰にもできないくらい積み重ねてきた。それが自信という準備になる」という言葉に、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。
■「心を整える」ことが勝利を引き寄せる
 また、サッカー元日本代表の長谷部誠選手の言葉を引用し、日常の習慣の大切さについても触れました。「靴を揃える」「道具を大切にする」「規則正しい生活を送る」。一見、勉強や競技には関係なさそうに見えるこうした「日常のルーティーン」こそが、いざという時の爆発力を生み、心を安定させる支えになるのだと語りかけました。
■学年ごとの「準備」と「バトン」
 講話の終盤では、それぞれの学年に向けて力強いエールが送られました。
 3年生へ:受験という壁を前に、焦る時こそ「規則正しい生活」で心を整えること。そしてクラス全員で励まし合い、チーム安岡として乗り越えていこう。
 2年生へ:次期リーダーとして、伝統のバトンを待つのではなく、自分から取りに行く姿勢を。その準備を今から始めよう。
 1年生へ: 「一番学校を楽しんでいる先輩」の背中を後輩に見せられるよう、良きお手本となる準備をしよう。
■美しい「着地」を目指して
 「体操競技は、着地が決まるまでが演技。途中でどんなに素晴らしい技を披露しても、着地が乱れれば成功とは言えない」
 今年度も残りわずかとなりました。安岡中学校の生徒一人ひとりが、この一年の「着地」を美しく決められるよう、教職員一同、全力でサポートしてまいります。ご家庭でも、お子様の「日々の積み重ね」をぜひ温かく見守ってください。

【令和8年2月12日(木)】★修学旅行の感動を共有!明日はいよいよ学年発表会

 1月の修学旅行から約1ヶ月。2年生の教室では、あの時の感動や学びを振り返り、形に残す「事後学習」が大詰めを迎えています。昨日の5・6校時は、明日の全体発表会に向けた学級ごとの発表会が行われました。生徒たちは、旅の思い出や現地で学んだことを、手作りの「スクラップブック」や、パソコンで作成した「プレゼンテーション資料(パワーポイント)」にまとめ、クラスの仲間たちに紹介しました。
 教室を回ってみると、自分たちで作ったスクラップブックをお互いに見合い、「うわ、この写真いい顔してる!」「USJの絵、すごく上手!」と歓声を上げたり、身を乗り出して仲間のレポートを読み込んだりする姿があちこちで見られました。また、スライドを使った発表では、クイズ形式を取り入れたり、現地で感じた「日本文化の奥深さ」を自分たちの言葉で語ったりと、工夫を凝らしたプレゼンテーションが展開されていました。
 どのクラスも非常に充実した内容で、見ている私自身も修学旅行の楽しい思い出が昨日のことのように蘇り、時が経つのを忘れるほどでした。何より、思い出を語る生徒たちの表情がとても生き生きとしていたのが印象的です。
 さて、いよいよ明日(金曜日)の5校時は、体育館にて「学年全体発表会」が行われます。各クラスから選出された代表グループが、安岡中2年生の集大成として発表を行います。昨日の学級発表を見る限り、明日はさらにレベルの高い、熱のこもった発表が見られること間違いありません。生徒たちがどのような視点で関西の旅をまとめ上げたのか、明日の発表会が今からとても楽しみです!

【令和8年2月10日(火)】★令和8年度 入学説明会を行いました。

 年度末のご多用の中ではありましたが、本日、入学予定の小学校6年生の児童および保護者の皆様にお集まりいただき、本校体育館にて令和8年度入学説明会を開催いたしました。会に先立ち、生徒会が学校紹介をスライドを交えながら説明いたしました。説明を通して、安岡中学校の活動の様子や雰囲気を少しでも身近に感じていただけたのではないでしょうか。
 学校長あいさつでは、現在正門で咲き始めているサクラや、PTAと在校生が心を込めて育て、ようやく少しずつ花を咲かせ始めたコスモスのエピソードに触れました。本校が「みんなで力を合わせて温かく迎える準備ができる」優しさにあふれた学校であることをお伝えするとともに、校訓である『今日が楽しく 明日が待たれる学校』を掲げ、失敗を糧にチャレンジする充実感こそが本当の「楽しさ」であるというメッセージを、未来の新入生たちへ送りました。
 説明会本編では、学用品や校納金の手続き、制服やスマートフォンのルールといった学校生活の決まり、保健・給食関係、部活動、そして4月の入学式について、各担当から詳しく説明を行いました。約1時間という限られた時間ではありましたが、児童の皆さんも保護者の皆様も、非常に真剣なまなざしで耳を傾けてくださった姿が印象的でした。本日の説明会が、子どもたちの抱く不安を少しでも和らげ、新しい生活への希望につながる機会となれば幸いです。
 6年生の皆さんは、今の小学校生活を最後まで全力でやり切り、感謝の気持ちとともに卒業の日を迎えてください。4月の入学式、満開の桜とともに、皆さんが夢と希望を膨らませてこの正門をくぐる日を、職員一同心よりお待ちしております。

【令和8年2月9日(月)】★未来への一歩!進路探究学習「分野別職業人講話」を実施しました。

 先週の金曜日、2月6日、本校では1学年を対象に、総合的な学習の時間(進路探究学習)の一環として「分野別職業人講話」を開催いたしました。このプログラムは、那覇市及び沖縄県専修学校各種学校協会の協力を得て、生徒たちが将来の生き方を考え、働くことの意義を学ぶことを目的としています。
 1校時の事前学習では、まず「なぜ、人は働くのか?」という本質的な問いからスタートしました。生徒たちは「自分の夢を叶えるため」「生活を支えるため」「誰かの役に立つため」など、ワークシートを使いながら自分の考えを深め、グループで活発に意見を交わしていました。働くことを「自分事」として捉えるための、熱のこもった導入の時間となりました。
 2校時からは、IT、ホテル・ブライダル、公務員、電気・機械、動物関連など、15もの多種多様な分野から専門学校等の講師の方々をお招きし、ブース形式での講話と体験を行いました。
 各会場では、第一線で活躍するプロの方々の言葉に真剣に耳を傾ける生徒たちの姿が印象的でした。実際の仕事で使われる道具に触れたり、プロの技術を間近で見学したりする体験を通して、教科書の学習だけでは得られない「仕事のやりがい」や「社会人としての責任感」を肌で感じている様子でした。
 今回の学習のねらいは、単に職業を知ることだけではありません。多種多様な選択肢の中から自らの進路を選択し、社会人として自己実現を図る、つまり「自分なりによりよい生き方を目指す」ための基礎を築くことにあります。本日、講師の方々からいただいた熱いメッセージは、生徒たちの心に将来への希望の種をまいてくれたことと思います。
 最後になりますが、お忙しい中、生徒たちのために貴重なお話と体験を提供してくださった各専修学校の講師の皆様、ならびに那覇市キャリア教育支援事業の関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

【令和8年2月6日(金)】 ★春の足音が聞こえ始めました。

 立春を過ぎ、安岡中学校の正門付近では、確かな春の訪れを感じる景色が広がっています。見上げれば、正門の桜が少しずつ色づき始め、その薄紅色のつぼみが青空に映えるようになってきました。それに応えるかのように、正門横の花壇でも、以前ご紹介したコスモスたちが可憐な花を咲かせ、登校する生徒たちを優しく迎えています。
 この花壇は、昨年12月にPTAの皆様と本校教頭が汗を流して固い土を耕し、種をまいてくださった「希望の畑」です。その後、福祉委員会の生徒たちが水をやり、休日はPTAの皆様が大切にバトンをつなぎ、命を育んできました。当時は写真に映らないほど小さかった芽が、厳しい寒さを乗り越え、今こうして色鮮やかな花を咲かせた姿には、深い感慨を覚えます。
 今週の月曜日と火曜日、全学年で今年度を締めくくりとなる定期テストが行われました。特に3年生は本番さながらの模擬テストに挑み、全力を尽くしました。イギリスの詩人シェリーは「冬来たりなば春遠からじ(冬が来たなら、春はすぐそこまで来ている)」という言葉を残しています。テストという一つの「山」を越えた生徒たちにとって、寒さに耐えて根を張り、見事に花開いたこのコスモスたちは、努力が実を結ぶ象徴のように感じられるのではないでしょうか。
 学校と家庭、地域が手を取り合って育てたこの花々は、安岡中学校の温かな絆そのものです。ご来校の際は、ぜひ足を止めて、桜とコスモスが共演する「安岡中の春」をご覧ください。

【令和8年2月5日(木)】 ★「おきみゅー迎春祭」開催!旧正月を前にお祭りを楽しみませんか?

 本日は、地域にある沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)から届いた「おきみゅー迎春祭」イベントのご案内です。2026年の今年は、2月14日(土)と15日(日)の2日間にわたって開催されます。もうすぐ旧正月を迎えるこの時期、おきみゅーでは「ココロととのう」をキーワードに、新しい年のはじまりをワクワクするお祭りで迎える準備を整えています。
 会場では、学芸員や地域の皆さんが持ち寄る「ひとますコモノ市」や、歴代の展覧会図録が手に入る「古書フェアと福袋セール」など、ここでしか出会えないお宝探しが楽しめます。また、沖縄のおいしいお菓子が並ぶ出店もあり、ご家族でゆっくりと過ごせる内容となっています。特に生徒の皆さんに触れてほしいのが、沖縄の伝統や歴史を感じる体験プログラムです。15日には、首里城再建で実際に使われたヒノキの端材を用いた宮大工体験が行われるほか、伝統的な紅型やかすりのデザインをスタンプで彩るワークショップも開催されます。また、万国津梁の鐘をモチーフにしたクラフトづくりや、煩悩を打ち払う鐘撞き体験も、自分を見つめ直す良い機会になるでしょう。
 さらに、自然科学に興味がある人には、地質担当学芸員による「カイケイチュウ」の世界についての講座や、企画展「いのちのカタチ展」の展示解説もおすすめです。15日には、県立芸術大学の学生による勇壮な獅子舞演舞や、南部市町村のゆるキャラたちが大集合するイベントも予定されています。ぜひこの期間、沖縄の文化や歴史、そして新しい学びとの出会いを楽しんでみてください。詳細なスケジュールについては、下記PDFやおきみゅー公式サイトをご確認ください。

迎春祭のお知らせ.pdf

【令和8年2月4日(水)】 ★あなたの「声」が、未来を創る。(「子どもの権利宣言」を受けて)

 先日、沖縄弁護士会より「未来を創る子どもたちへ ―あなたの声を大切にする社会を実現するための宣言―」が届きました。この宣言は、子どもを一人の人間として尊重し、自分に関係することに自由に意見を言える「意見表明権」などの大切な権利を、大人と子どもが共に守っていこうと呼びかけるものです。
 自分の思いを言葉にし、他者の意見とすり合わせながら納得でいるこたえを見つけていく過程は、本校が掲げる「自立した学習者(自学自習力)」の育成に欠かせない力です。先日の生徒会朝会で見られた、生徒自らがアイディアを出し合い学校を動かす「自治」の姿は、まさにこの宣言が目指す「自分の声を大切にする」姿勢が形になったものと言えます。
 安岡中学校は、生徒の皆さんが「自分の声には価値がある」と実感でき、つらい時にはいつでも相談できる安心・安全な場所であることを約束します。私たちは、皆さんの声を真摯に受け止めるパートナーです。保護者や地域の皆様と力を合わせ、生徒一人一人の権利と個性が輝く学校づくりを推進していきましょう。

「こどもの権利条約」宣言.pdf

【令和8年2月3日(火)】★最後まで全力!全力を出し切ったテスト2日間(1・2年生「最後の定期テスト」&3年生「模擬テスト」)

 立春を明日に控え、暦の上では春を迎えようとしていますが、校内は緊張に包まれています。先週お伝えした通り、昨日からの2日間、本校では1・2年生の「学年末定期テスト」と、3年生の「模擬テスト」が実施されました。教室を回ると、そこには1点でも多くもぎ取ろうと、最後までペンを走らせる生徒たちの勇姿がありました。1・2年生にとっては今年度の学習の集大成です。本日実施されたテストでも、黒板には「空らん無しで頑張ろう!」という先生からの力強いメッセージに応えるように、集中力を途切れさせることなく問題に取り組んでいました。
 また、入試本番を見すえた3年生の教室では、より一層引き締まった空気が流れていました。あるクラスの黒板には、「あきらめたらそこで試合終了。最後まで、あがくのがかっこいい」という言葉が掲げられていました。その言葉通り、難しい問題に直面しても、粘り強く考え、自分を信じて最後まで取り組む姿からは、この3年間の確かな成長が感じられました。
 テストを終えた直後の生徒たちは、どこか晴れやかで、やり遂げたという達成感に満ちているようでした。結果も大切ですが、この2日間、自分の目標から逃げずに努力したプロセスこそが、これからの大きな糧となります。
 保護者の皆様、テストに向けて家庭での学習を支え、温かく見守っていただきありがとうございました。今夜は、緊張から解放されたお子様の頑張りを、ぜひご家庭でも労ってあげてください。明日からは再び通常の授業に戻ります。このテストで見えてきた課題を振り返り、生徒全員が次なるステップへ力強く踏み出せるよう、引き続き職員一同サポートしてまいります。