日々のたより

2026年2月の記事一覧

【令和8年2月2日(月)】★「自分の命を守る」ために(今年度最後のショート訓練)

 先月1月17日は阪神・淡路大震災から31年目となる日でした。私たちは過去の災害から、いつ、いかなる状況で「その時」が来ても動ける備えをしておくことの重要性を学んできました。本校では今年度、計3回の「ショート訓練(地震・津波想定)」を計画的に実施してまいりました。第1回は学級で、第2回は特別教室を含む教科担任の授業中にと、段階的に「想定」の難易度を上げてきましたが、先週、今年度最後となる第3回目の訓練を行いました。
 今回の想定は「清掃時間」です。清掃時間は、生徒たちが教室、廊下、特別教室、外掃除など、校内のさまざまな場所に分散しています。また、学級担任がそばにいない状況も多く、生徒一人ひとりの判断が問われる極めて実践的な設定です。緊急地震速報の放送が流れると、生徒たちはそれぞれの場所で即座に反応しました。教室にいた生徒は速やかに机の下に潜り、廊下や階段にいた生徒は窓ガラスから離れて姿勢を低くするなど、これまでの訓練で培ってきた「シェイクアウト(初期避難行動)」を自らの判断で実践していました。
 「訓練でできないことは、本番でもできない」と言われます。今回の訓練を通して、生徒たちは「指示を待つ」のではなく、自分が今いる場所で「どう動けば命を守れるか」を考え、行動する難しさと大切さを改めて実感したと思います。今年度のショート訓練はこれで終了となりますが、防災に「終わり」はありません。いかなる「想定外」の状況下でも自らの命を守り抜く「危機回避能力」を、今後も教育活動全体を通して育んでまいります。
 ご家庭におかれましても、この機会に改めて、家族間での避難場所や連絡方法の確認など、防災についてお話しいただけますようお願いいたします。