日誌

H29 那覇市立教育研究所

第3回教職2年目研修

 第3回教職2年目研修を開催しました。今回は、講義Ⅰでは「不登校について」を教育相談課平田指導主事にお話ししていただきました。また講義Ⅱでは、本市の学力向上推進における授業改善の取組で重視している「主体的・対話的で深い学びのある授業づくり」について、宮里指導主事が行いました。後半は、第4回の研修(研究授業)に向けた指導案検討会を行いました。互いの指導案を持ち寄りグループで発表、質疑等を行い、各自の研究授業に向けて各担当主事から指導助言を受けました。
 

理科授業実践講座

 理科授業実践講座を研究所会議室で行いました。今回は講師として、琉球大学大学院教育学研究科教授の 杉尾 幸司 先生をお招きしてご講話をいただきました。演題は「主体的・対話的で深い学びの視点で作る理科授業づくりについて」でした。講話後、「子どもが自ら問題を見いだし解決に取り組む授業展開の仕方」をテーマにグループワークを行いました。参加した先生方からは「新学習指導要領の方向性を理解する上で大変参考になりました。どのような流れ中で主体的・対話的に深い学びの視点が加わったかがわかりました。」「パフォーマンス課題について、早速取り組んでみたい単元終わりに表現活動として目的を持たせることで子ども達の意欲も高まりそうです。」「新学習指導要領で大きく変わる”どのように学ぶ”の部分は、まさに教師の力量をもっともっと上げなければいけない!と感じさせられました。」「中学校の先生型もグループ内にいて、単元のつながり(系統性)を意識しながら意見交換ができて良かった。」等の感想をもらいました。

108期研究員所内講座「効果的なプレゼン」

 108期教育研究員の所内講座「効果的なプレゼン講座」を開催しました。前回に引き続き興洋電子ICT支援Gの上地弘美主任を講師に迎えて行いました。研究員は効果的なプレゼンテーションに必要な技術やポイントについて学び、長期研修の成果報告のプレゼン作成や今後の教育活動に生かそうと積極的に受講していました。 
 

中学校数学科授業実践講座

   

  8月16日に中学校数学科授業実践講座を開催しました。講座前半では、「授業づくり」について鏡原中学校の座安美奈子教諭と学校教育課の金城豪樹指導主事に講義をしていただきました。また、「マイノートを活用した授業づくり」について、金城中学校の島袋愛海教諭に話しをしていただきました。後半は、各学年に分かれ、9月以降の授業について授業プランシートを活用して授業づくりを行いました。その後、全体で共有しました。
  受講された先生方からは、「授業プランシートの何項目かを重点において、授業を作っていきたい」「マイノートを作成し、授業の様子をデジカメで記録し残せるととてもよいと思った」等の感想がありました。
 
   

  

電子黒板活用実践講座(中学校)

電子黒板活用実践講座 (中学校)を石田中学校1年教室で行いました。中学校電子黒板・ICT機器の活用について担当主事が説明しました。また、後半は教科(英語・国語・数学・理科・保健体育科/家庭科)ごとに分かれて活用について各指導主事から、電子黒板やデジタル教科書、ICT機器等を、どの場面で使うか、どのようなタイミングでみせるか、何をみせるか等、具体的な実践を紹介していただいたり、実際に操作を行いました。
参加した先生方からは「体育:写真や動画に電子黒板のペン機能で書き込む等の活用をしてみたいです。ICTをどのように活用していくべきか考えさせられる研修でした。」「数学:電子黒板を活用して、生徒の考えを比較検討したり、デジタル教科書のフラッシュ機能を活用したいです。」「数学:デジタル教科書やタブレットの使い方や活用法を学べたので是非やってみたいです。自分でも色々調べて使いこなしてみたいと思います。」「国語:教材によって色々な使い方ができそうです。電子黒板の使用の仕方も含めて教材研究をしてみます。」「家庭科:研修を通して、色々試しながら生徒の興味関心がもてる授業になるよう生かしていきたいです。発想次第でICTの活用が広がることを実感しました。今後、授業の中で吟味しながら活用していきたい。」などの感想をもらいました。

中学校国語授業実践講座

 国語科の先生を対象に「言語活動の中核をなす国語教師としての意識を高め、今後の授業の工夫・改善に生かすこと」を趣旨に、中学校国語授業実践講座を開催しました。新学習指導要領の告示を受け、「主体的・対話的で深い学びを重視した国語科の授業」について、琉球大学教育学部の武藤清吾教授を講師に迎え講話をいただきました。後半の演習では「各学年の系統性を重視した授業づくり」を行いました。参加者の中には小学校の先生も受講しており講師の武藤先生からも小中一貫教育を推進している那覇市の熱意ある先生方ばかりで、これからの国語教育にますます期待したいと激励の言葉もいただきました。

  

第2回3年目研修

第2回教職3年目研修を開催しました。今回は、儀間所長より「学級経営について」の講話がありました。続いて講義では「生徒指導について」を学校教育課濱川主事にお話ししていただきました。後半は、第3回の研修(研究授業)に向けた指導案検討会を行いました。「道徳」「特別活動」のグループに分かれ、互いの指導案を持ち寄りグループ内で発表、質疑等を行い、各自の研究授業に向けて各担当主事から指導助言を受けました。
  

平成29年度 第7~9回初任者宿泊研修会

  平成29年8月8日(火)~10日(木)の2泊3日の日程で、初任者宿泊研修会が行われました。
  1日目(8月8日)は、「教育長講話」から始まり、「部長講話」、「服務について」、外部講師を招いての「マナーコミニュケーション」の講義・演習、自主研修「記録簿・週案・マイノートの情報交換、グループ研の進め方について」を行いました。
  2日目(8月9日)は、朝の集いからはじまり、午前中3時間「問題行動の対応について」の講義・演習、「指導案の書き方」の講義・演習、外部講師を招いての「学級集団づくり」の講義・演習、「野外炊飯」、「創作レク」が行われました。
 最終日3日目(8月10日)は、外部講師を招いての「しまくとぅば活用に活用について」講義・演習、「所長講話」を行い、閉校式・退所式でにて3日間の研修が終了しました。各プロジェクト班や生活班で、担当の先生方が精一杯取り組んでいる姿がみられました。 
  初任者のみなさんから「この研修でとてもたくさんのことを学びました」「夏休み明けの教育実践にいかしていきます」「同じ初任者同士で仲間(絆)づくりができた」などの感想がありました。
  初任者のみなさんの夏休み明けの活躍に期待しています。
 
   
   
    
   
   

特別活動授業実践講座(学級活動(1)の授業づくり)

 学級活動(1)の話合い活動の進め方について、3名の先生を講師に招き研修を行いました。「学級活動オリエンテーション」の進め方については松川小学校の髙野亮教諭、「計画委員会の事前活動」の進め方については曙小学校の外間明子教諭から説明がありました。その後、模擬授業形式の演習は、フロアーの先生方には児童役になってもらい、大事なポイントでは話合いを止めて、琉球大学教育学部附属小学校の新垣寿志教諭からレクチャーを受けました。
      

特別活動授業実践講座(学級活動グッズ作り)

学級活動(1)の話合い活動で使うグッズを作るという講座でした。グッズがなくても話合い活動はできますが、あると話し合う雰囲気ができます。グッズを作成した後は、曙小学校の外間明子教諭、石嶺小学校の棚原綾乃教諭、松川小学校の我那覇ゆり子教諭の3名の先生方にグッズの活用の仕方について、板書をイメージしながら教えていただきました。
      

算数科授業実践講座【中・高学年】


午前の低学年の講座に引き続き、午後も講師は古蔵小学校の冨永佳代子教諭を招いて、高学年における「算数指導のいろは」の研修を行いました。比較・検討場面の指導法について演習を行いましたが、3人1グループで展開の仕方を考えました。各学年ごとに模擬授業形式でフロアーの先生方が教師役となって、グループで考えた展開の仕方を発表していただきました。これに、冨永先生から解説や助言の介入があり、比較・検討のポイントがよくわかったと好評でした。
     

算数科授業実践講座【低学年】

古蔵小学校の冨永佳代子教諭を講師にお招きして、低学年における「算数指導のいろは」を学びました。算数ぼっくす(算数せっと)を活用した授業づくりや、低学年における比較・検討場面の指導法など演習を含めた内容で充実した講座となりました。
      

晴れ 小学校 国語授業実践講座

 琉球大学教育学部附属教育実践総合センターの上江洲朝男先生を招聘して、小学校国語授業実践講座を開催しました。講座前半の6学年教材「きつねの窓」の教材解釈では、上江洲先生の朗読に引き込まれ、改めて音読指導の大切さを学びました。後半は、9月以降の物語文単元について、各学年に分かれ、単元づくり・授業づくりを行いました。「指導事項」「言語活動」「単元名の設定」「学習の流れ」等を各グループで話し合い、その後、同学年同士のグループで共有しました。受講された先生方からは、「教材研究の仕方が示され、何を大事に授業づくりをすれば良いかが分かった」「授業を作っていく面白さを改めて知った」「もっと、上江洲先生の話を聞きたかった」等の感想がありました。

     
  

108期 中間検討会Ⅱ

 108期研究員の検証授業前の検討会Ⅰに加え、検証授業を終えた後の中間検討会Ⅱを行いました。検証授業の結果と考察や整合性はどうかなど、質疑応答・意見交換や指導助言を受けることで、研究員は今後の研究をより明確にして深めていくことができました。
 

晴れ 研究所「所報第5号」のお知らせ

日頃より、那覇市教育研究所の事業に御理解と御協力を賜り感謝申し上げます。
平成29年度 所報第5号を発行いたしましたので、お知らせいたします。
職員室等に掲示し、ご活用いただけると幸いです。


〇初任者の学級経営訪問を終えて 儀間 稔 所長
〇学力向上に係る研修会のお知らせ
〇8・9月の教育研究所事業予定
〇新刊のお知らせ




第6回教職10年経験者研修

第6回研修は、全体研修では「キャリア教育」について琉球大学教育学部の准教授 川上一 氏を講師に招き行いました。先生方の感想には「幼・小・中、さらに高・大と校種間のつながりの大切さを学んだ」等とありました。選択研修では、①「人権教育~性の多様性について~」(レインボーイノベーション代表 澤岻良心 氏)、②「食に関する指導」(壺屋小学校教頭 定歳尚子 氏)、③「情報教育」(教育研究所指導主事 中野謙)の3つの場所に分かれて行いました。
   

電子黒板活用実践講座(小学校応用)

電子黒板活用実践講座 応用(小学校)を天久小学校6年教室で行いました。小学校電子黒板・ICT機器の活用について担当主事が説明しました。また、ICT機器の基礎操作・活用では、ロイロノート、タブレットシンク等の演習を行いました。また、後半にはグループに分かれ、ロイロノートで決めた「テーマ」に沿ってをプレゼンを作成しました。短い時間ではありましたが、最後に発表まで行えました。参加した先生方からは「電子黒板を使っての導入とても参考になりました。今日の授業やってみたい!と思わせるように、少しずつ見せる導入を大画面でやるのはとても効果的だと思いました。」「電子黒板やタブレット等を活用して、児童の考えを比較して考えを深めていく授業展開にチャレンジしたいです。」などの感想をもらいました。

電子黒板活用実践講座(小学校基礎)

電子黒板活用実践講座 基礎(小学校)を天久小学校6年教室で行いました。小学校電子黒板・ICT機器の活用について担当主事が説明しました。また、ICT機器の基礎操作・活用では、ロイロノート、タブレットシンク等の演習を行いました。
参加した先生方からは「iPadを実際に使って体験できて良かったです。いろいろな活用方を知ることができ、とても参考になりました。」「書画カメラと電子黒板の活用はすぐに授業で生かせそうです。」「電子黒板の活用はとても簡単そうですぐに取り入れたいと思いました。また、タブレットを活用することで、子ども達の考えをすぐに共有することもできるのですごく良いと思いました。ICTは苦手でもやっていくことが大切だと気づきました。」などの感想をもらいました。

108期 研究員所内講座「タブレット基礎」

 108期教育研究員の所内講座として「タブッレト基礎」講座を開催しました。講師には興陽電子ICT支援Gの上地弘美主任を招聘し、タブッレトの基本的な操作方法から、様々な活用方法例の紹介をしていただきました。研究員は成果報告会でも効果的な活用をめざし積極的に受講していました。
  

平成29年度第5回教職10年目研修

 第5回研修では、①「教育相談・児童生徒理解」について(教育相談課:平田優 指導主事)、②「主体的・対話的で深い学び」のある授業づくり(学校教育課:池原鉄 指導主事)、③指導案検討会の3つの研修を行いました。どちらも学級経営や樹牛実践に直結する内容だったので、活発な意見が交わされていました。