文字
背景
行間
平成28年8月8日(月)に第6回(午前),第7回(午後)教職10年経験者研修を行いました。 第6回研修は、本研究所の渡口里夏指導主事による「アクティブラーニングの視点の授業づくり」と教育相談課の金城一石指導主事による「教育相談・児童生徒理解」についての講義がありました。講義の中で、アクティブラーニングの視点で数学の授業を考えたり、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を体験しました。
第7回研修は、琉球大学教育学部准教授 川上一先生をお招きして「キャリア教育」の講義がありました。発達段階を踏まえた体系的な計画づくりや全教育活動で意識することの大切さを学びました。また、研修後半は「特定課題研究テーマ検討会」行われ、学校教育課や教育相談課の指導主事にも参加いただき、研修者1人1人のテーマ設定、仮説、研究のみとり方法等について検討しました。
小学校国語授業実践講座を行いました。講座前半では、学校教育課の與那嶺美奈子指導主事より、映像資料を織り交ぜながら、「国語科・授業改善について」の講義がありました。その中で、「『指導事項』の見える教師に、授業の方向性がわかる教師に」という、お話しがありました。後半は各学年に分かれ、9月以降の物語文、説明文の「読む」単元について、実際に「指導事項は何か」「それに適した言語活動は何か」「児童が課題を追求するための手立ては?」の3つの視点で考えたあと、グループ討議を行い、最後は全員で共有しました。各学校での実践の情報交換にもなり、「ぜひ、紹介された実践に取り組んでみたい」との感想を頂きました。
第5回教職10年経験者研修が行われました。「学校組織マネジメント」の研修では、浦添市立前田小学校長、平井りい子先生より「『ミドルアップドダウン型組織』で、中核教員として縦、横、斜めの関係を大切にし、学校経営に積極的に参加するように」と、御講話いただきました。
後半は、レインボーイノベーション代表、澤岻よりと氏による「人権教育~性の多様性~」、那覇市立壺屋小学校教頭、定歳尚子先生による「食に関する教育」、中野謙指導主事による「情報教育 ~タブレット端末の活用~」の中から選択し、研修を行いました。