日誌

2017年8月の記事一覧

理科授業実践講座

 理科授業実践講座を研究所会議室で行いました。今回は講師として、琉球大学大学院教育学研究科教授の 杉尾 幸司 先生をお招きしてご講話をいただきました。演題は「主体的・対話的で深い学びの視点で作る理科授業づくりについて」でした。講話後、「子どもが自ら問題を見いだし解決に取り組む授業展開の仕方」をテーマにグループワークを行いました。参加した先生方からは「新学習指導要領の方向性を理解する上で大変参考になりました。どのような流れ中で主体的・対話的に深い学びの視点が加わったかがわかりました。」「パフォーマンス課題について、早速取り組んでみたい単元終わりに表現活動として目的を持たせることで子ども達の意欲も高まりそうです。」「新学習指導要領で大きく変わる”どのように学ぶ”の部分は、まさに教師の力量をもっともっと上げなければいけない!と感じさせられました。」「中学校の先生型もグループ内にいて、単元のつながり(系統性)を意識しながら意見交換ができて良かった。」等の感想をもらいました。

108期研究員所内講座「効果的なプレゼン」

 108期教育研究員の所内講座「効果的なプレゼン講座」を開催しました。前回に引き続き興洋電子ICT支援Gの上地弘美主任を講師に迎えて行いました。研究員は効果的なプレゼンテーションに必要な技術やポイントについて学び、長期研修の成果報告のプレゼン作成や今後の教育活動に生かそうと積極的に受講していました。 
 

中学校数学科授業実践講座

   

  8月16日に中学校数学科授業実践講座を開催しました。講座前半では、「授業づくり」について鏡原中学校の座安美奈子教諭と学校教育課の金城豪樹指導主事に講義をしていただきました。また、「マイノートを活用した授業づくり」について、金城中学校の島袋愛海教諭に話しをしていただきました。後半は、各学年に分かれ、9月以降の授業について授業プランシートを活用して授業づくりを行いました。その後、全体で共有しました。
  受講された先生方からは、「授業プランシートの何項目かを重点において、授業を作っていきたい」「マイノートを作成し、授業の様子をデジカメで記録し残せるととてもよいと思った」等の感想がありました。
 
   

  

電子黒板活用実践講座(中学校)

電子黒板活用実践講座 (中学校)を石田中学校1年教室で行いました。中学校電子黒板・ICT機器の活用について担当主事が説明しました。また、後半は教科(英語・国語・数学・理科・保健体育科/家庭科)ごとに分かれて活用について各指導主事から、電子黒板やデジタル教科書、ICT機器等を、どの場面で使うか、どのようなタイミングでみせるか、何をみせるか等、具体的な実践を紹介していただいたり、実際に操作を行いました。
参加した先生方からは「体育:写真や動画に電子黒板のペン機能で書き込む等の活用をしてみたいです。ICTをどのように活用していくべきか考えさせられる研修でした。」「数学:電子黒板を活用して、生徒の考えを比較検討したり、デジタル教科書のフラッシュ機能を活用したいです。」「数学:デジタル教科書やタブレットの使い方や活用法を学べたので是非やってみたいです。自分でも色々調べて使いこなしてみたいと思います。」「国語:教材によって色々な使い方ができそうです。電子黒板の使用の仕方も含めて教材研究をしてみます。」「家庭科:研修を通して、色々試しながら生徒の興味関心がもてる授業になるよう生かしていきたいです。発想次第でICTの活用が広がることを実感しました。今後、授業の中で吟味しながら活用していきたい。」などの感想をもらいました。

中学校国語授業実践講座

 国語科の先生を対象に「言語活動の中核をなす国語教師としての意識を高め、今後の授業の工夫・改善に生かすこと」を趣旨に、中学校国語授業実践講座を開催しました。新学習指導要領の告示を受け、「主体的・対話的で深い学びを重視した国語科の授業」について、琉球大学教育学部の武藤清吾教授を講師に迎え講話をいただきました。後半の演習では「各学年の系統性を重視した授業づくり」を行いました。参加者の中には小学校の先生も受講しており講師の武藤先生からも小中一貫教育を推進している那覇市の熱意ある先生方ばかりで、これからの国語教育にますます期待したいと激励の言葉もいただきました。