日々のたより

令和7年度 日々のたより

【令和8年2月9日(月)】★未来への一歩!進路探究学習「分野別職業人講話」を実施しました。

 先週の金曜日、2月6日、本校では1学年を対象に、総合的な学習の時間(進路探究学習)の一環として「分野別職業人講話」を開催いたしました。このプログラムは、那覇市及び沖縄県専修学校各種学校協会の協力を得て、生徒たちが将来の生き方を考え、働くことの意義を学ぶことを目的としています。
 1校時の事前学習では、まず「なぜ、人は働くのか?」という本質的な問いからスタートしました。生徒たちは「自分の夢を叶えるため」「生活を支えるため」「誰かの役に立つため」など、ワークシートを使いながら自分の考えを深め、グループで活発に意見を交わしていました。働くことを「自分事」として捉えるための、熱のこもった導入の時間となりました。
 2校時からは、IT、ホテル・ブライダル、公務員、電気・機械、動物関連など、15もの多種多様な分野から専門学校等の講師の方々をお招きし、ブース形式での講話と体験を行いました。
 各会場では、第一線で活躍するプロの方々の言葉に真剣に耳を傾ける生徒たちの姿が印象的でした。実際の仕事で使われる道具に触れたり、プロの技術を間近で見学したりする体験を通して、教科書の学習だけでは得られない「仕事のやりがい」や「社会人としての責任感」を肌で感じている様子でした。
 今回の学習のねらいは、単に職業を知ることだけではありません。多種多様な選択肢の中から自らの進路を選択し、社会人として自己実現を図る、つまり「自分なりによりよい生き方を目指す」ための基礎を築くことにあります。本日、講師の方々からいただいた熱いメッセージは、生徒たちの心に将来への希望の種をまいてくれたことと思います。
 最後になりますが、お忙しい中、生徒たちのために貴重なお話と体験を提供してくださった各専修学校の講師の皆様、ならびに那覇市キャリア教育支援事業の関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

【令和8年2月6日(金)】 ★春の足音が聞こえ始めました。

 立春を過ぎ、安岡中学校の正門付近では、確かな春の訪れを感じる景色が広がっています。見上げれば、正門の桜が少しずつ色づき始め、その薄紅色のつぼみが青空に映えるようになってきました。それに応えるかのように、正門横の花壇でも、以前ご紹介したコスモスたちが可憐な花を咲かせ、登校する生徒たちを優しく迎えています。
 この花壇は、昨年12月にPTAの皆様と本校教頭が汗を流して固い土を耕し、種をまいてくださった「希望の畑」です。その後、福祉委員会の生徒たちが水をやり、休日はPTAの皆様が大切にバトンをつなぎ、命を育んできました。当時は写真に映らないほど小さかった芽が、厳しい寒さを乗り越え、今こうして色鮮やかな花を咲かせた姿には、深い感慨を覚えます。
 今週の月曜日と火曜日、全学年で今年度を締めくくりとなる定期テストが行われました。特に3年生は本番さながらの模擬テストに挑み、全力を尽くしました。イギリスの詩人シェリーは「冬来たりなば春遠からじ(冬が来たなら、春はすぐそこまで来ている)」という言葉を残しています。テストという一つの「山」を越えた生徒たちにとって、寒さに耐えて根を張り、見事に花開いたこのコスモスたちは、努力が実を結ぶ象徴のように感じられるのではないでしょうか。
 学校と家庭、地域が手を取り合って育てたこの花々は、安岡中学校の温かな絆そのものです。ご来校の際は、ぜひ足を止めて、桜とコスモスが共演する「安岡中の春」をご覧ください。

【令和8年2月5日(木)】 ★「おきみゅー迎春祭」開催!旧正月を前にお祭りを楽しみませんか?

 本日は、地域にある沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)から届いた「おきみゅー迎春祭」イベントのご案内です。2026年の今年は、2月14日(土)と15日(日)の2日間にわたって開催されます。もうすぐ旧正月を迎えるこの時期、おきみゅーでは「ココロととのう」をキーワードに、新しい年のはじまりをワクワクするお祭りで迎える準備を整えています。
 会場では、学芸員や地域の皆さんが持ち寄る「ひとますコモノ市」や、歴代の展覧会図録が手に入る「古書フェアと福袋セール」など、ここでしか出会えないお宝探しが楽しめます。また、沖縄のおいしいお菓子が並ぶ出店もあり、ご家族でゆっくりと過ごせる内容となっています。特に生徒の皆さんに触れてほしいのが、沖縄の伝統や歴史を感じる体験プログラムです。15日には、首里城再建で実際に使われたヒノキの端材を用いた宮大工体験が行われるほか、伝統的な紅型やかすりのデザインをスタンプで彩るワークショップも開催されます。また、万国津梁の鐘をモチーフにしたクラフトづくりや、煩悩を打ち払う鐘撞き体験も、自分を見つめ直す良い機会になるでしょう。
 さらに、自然科学に興味がある人には、地質担当学芸員による「カイケイチュウ」の世界についての講座や、企画展「いのちのカタチ展」の展示解説もおすすめです。15日には、県立芸術大学の学生による勇壮な獅子舞演舞や、南部市町村のゆるキャラたちが大集合するイベントも予定されています。ぜひこの期間、沖縄の文化や歴史、そして新しい学びとの出会いを楽しんでみてください。詳細なスケジュールについては、下記PDFやおきみゅー公式サイトをご確認ください。

迎春祭のお知らせ.pdf

【令和8年2月4日(水)】 ★あなたの「声」が、未来を創る。(「子どもの権利宣言」を受けて)

 先日、沖縄弁護士会より「未来を創る子どもたちへ ―あなたの声を大切にする社会を実現するための宣言―」が届きました。この宣言は、子どもを一人の人間として尊重し、自分に関係することに自由に意見を言える「意見表明権」などの大切な権利を、大人と子どもが共に守っていこうと呼びかけるものです。
 自分の思いを言葉にし、他者の意見とすり合わせながら納得でいるこたえを見つけていく過程は、本校が掲げる「自立した学習者(自学自習力)」の育成に欠かせない力です。先日の生徒会朝会で見られた、生徒自らがアイディアを出し合い学校を動かす「自治」の姿は、まさにこの宣言が目指す「自分の声を大切にする」姿勢が形になったものと言えます。
 安岡中学校は、生徒の皆さんが「自分の声には価値がある」と実感でき、つらい時にはいつでも相談できる安心・安全な場所であることを約束します。私たちは、皆さんの声を真摯に受け止めるパートナーです。保護者や地域の皆様と力を合わせ、生徒一人一人の権利と個性が輝く学校づくりを推進していきましょう。

「こどもの権利条約」宣言.pdf

【令和8年2月3日(火)】★最後まで全力!全力を出し切ったテスト2日間(1・2年生「最後の定期テスト」&3年生「模擬テスト」)

 立春を明日に控え、暦の上では春を迎えようとしていますが、校内は緊張に包まれています。先週お伝えした通り、昨日からの2日間、本校では1・2年生の「学年末定期テスト」と、3年生の「模擬テスト」が実施されました。教室を回ると、そこには1点でも多くもぎ取ろうと、最後までペンを走らせる生徒たちの勇姿がありました。1・2年生にとっては今年度の学習の集大成です。本日実施されたテストでも、黒板には「空らん無しで頑張ろう!」という先生からの力強いメッセージに応えるように、集中力を途切れさせることなく問題に取り組んでいました。
 また、入試本番を見すえた3年生の教室では、より一層引き締まった空気が流れていました。あるクラスの黒板には、「あきらめたらそこで試合終了。最後まで、あがくのがかっこいい」という言葉が掲げられていました。その言葉通り、難しい問題に直面しても、粘り強く考え、自分を信じて最後まで取り組む姿からは、この3年間の確かな成長が感じられました。
 テストを終えた直後の生徒たちは、どこか晴れやかで、やり遂げたという達成感に満ちているようでした。結果も大切ですが、この2日間、自分の目標から逃げずに努力したプロセスこそが、これからの大きな糧となります。
 保護者の皆様、テストに向けて家庭での学習を支え、温かく見守っていただきありがとうございました。今夜は、緊張から解放されたお子様の頑張りを、ぜひご家庭でも労ってあげてください。明日からは再び通常の授業に戻ります。このテストで見えてきた課題を振り返り、生徒全員が次なるステップへ力強く踏み出せるよう、引き続き職員一同サポートしてまいります。