日々のたより

令和7年度 日々のたより

【令和8年3月11日(水)】★境界線のない社会へ(今年の最後の人権の日放送)

本校では、生徒と職員が共に人権への意識を高める機会として、毎月「人権の日」を設けて取り組んでいます。本日、今年度最後となる3月の人権放送を行いました。今月の目標は「自他の人権の大切さや明るい未来について考えよう」です。
 今回の放送では、第38回全国中学生人権作文コンテストの作品『境界線のない社会へ』を紹介しました。この作品には、従業員の多くが知的障害者であるチョーク工場の社長が語った、「人間の幸せは、人に褒められ、役に立ち、人から必要とされることにある」という言葉に感銘を受けた筆者の実体験が綴られています。筆者はこの言葉をきっかけに、同じ学級の仲間に自分から積極的に声をかけ、共に活動する中で、人が「必要とされている」と実感した時に見せる生き生きとした輝きや、障害の有無に関わらず互いを尊重し合う大切さを伝えています。
 放送を聞いた生徒たちは、作文に込められたメッセージを真剣に受け止め、誰かに必要とされることがどれほど大きな力になるかを改めて感じ取った様子でした。こうした「お互いを必要とし、大切に思う心」は、これから新しい学年や新しい世界へと羽ばたいていく生徒たちにとって、明るい未来を築くための確かな土台となるはずです。
 また、本校では生徒たちが抱える悩みや困りごとを早期に発見し、安心して学校生活を送れるよう、毎月、学校生活に関するアンケートを実施しております。今月は3月13日(金)に実施を予定しており、生徒一人ひとりの声に最後まで丁寧に寄り添ってまいります。
 今年度の「人権の日」の取り組みは、今回で締めくくりとなります。「言葉」の重みを知り、「偏見」に向き合い、他者に「寄り添う心」を育んできたこの1年間。安岡中学校が、誰にとっても「自分が必要とされている」と実感できる温かい場所であり続けられるよう、次年度も全校を挙げて取り組んでまいります。