令和7年度 ニュース

2017年5月の記事一覧

プロ棋士による将棋教室



プロ棋士七段の
高田尚平氏をお招きして、将棋教室を開催しました。
高田氏の来校は昨年に引き続き2回目となります。


20名以上の児童が参加しました。
将棋に関心のある学童クラブの児童も見学しました。


ちょうどこの日は
第75期名人戦の第4局の最中でした。
佐藤天彦名人稲葉陽八段の対局の序盤について解説をしていただきました。


高田氏は9人の児童を同時に相手にする「多面打ち」を行いました。


飛車、角、銀2枚、桂馬2枚、香車2枚の合計8枚を落として戦います。


勝敗がつくと、高田氏は駒の動きを巻き戻してポイントを指導してくれました。
一人一人の駒の動きを覚えて再現できるところは、さすがプロです。


「負けました」と頭を下げる高田氏です。
将棋は敗者が自ら負けを認めて決着するところに美学があります。
悔しい気持ちを抑えることが、次の成長のばねになります。


将棋の新たなおもしろさや礼儀の大切さにふれることができました。


日本将棋連盟のコラムもご覧いただければと思います。
子どもたちは将棋から何を学ぶのか