令和7年度 ニュース

2018年9月の記事一覧

自然教室 ウォークラリー

ウォークラリーの出発直前に、再び雨が降り始めました。
雨が止むのを待って、ショートコースで出発しました。
玉城青少年の家のコースは、穏やかな山道から急な坂道、鍾乳洞の中や岩の斜面などを、ロープを伝いながら進んでいきます。
子供たちはお互いに声を掛け合いながら、1時間弱のコースを踏破しました。



ゴールは玉城城址です

久高島と本島の中南部が一望できます。
苦労してたどり着いた先には、絶景が広がっていました。


沖縄そばとジューシーおにぎり、冷たいもずくのセットで昼食です。
汗をかいた後は、そばの汁が水分と塩分を補ってくれました。



完食する子も多かったです。
 

退所後に、近くにある垣花樋川(かきのはなひーじゃー)で湧き水に触れました。
こんこんと湧き出るこの水は、日本の名水百選にも選ばれています。
冷たい水に手足を触れたり、湧き出る水を不思議そうに眺めたりして短い時間を過ごしました。

蛇口をひねれば簡単に水が出てくる今の時代とは対照的な、くらしと水の原風景を感じることができました。

自然教室 テント片付け


テントの片づけも、組み立てるときと同じくらい苦労していました。
シート類はきれいにたたまないと袋に収まらないので、たたみ直す班が多かったです。
途中で小雨が降り、片づけを中断して先に清掃をしました。
山の天気は変わりやすいです。
昼と夜の寒暖の差も大きく、テントを立てたときは暑くて眠れるか心配していましたが、夜は逆に肌寒いくらい涼しかったです。

自然教室 朝食

寝付くのは早かったのですが、テントでの慣れない睡眠で夜中に目を覚ますことも多かったようでした。
家や布団の大事さを感じた子もいたようです。


朝食は食堂でご覧のようなメニューでした。
ペロリと食べてお代わりする子もいました。

自然教室の夜

キャンプファイヤーの集いを終えた5年生、おやつを食べたあと、はみがき、班会をしてテントの中で眠りにつきました。
消灯から1時間足らずでどのテントからも静かな寝息が聞こえてきました。
テントの外では、コウモリやカエル、虫の鳴き声が聞こえてきます。

自然教室 野外炊飯

野外炊飯は10人前後のグループで活動します。
グループでは、カレー係、ライス係、火の係に分かれています。
カレー係が野菜の皮をむいたり、鶏肉を切ったりしています。



火の係は火のつきやすそうな細い薪を並べて、その下に牛乳パックを敷いて着火させました。
火を絶やさず、火力を調整するのが難しいです。
薪の選び方や並べ方、風の送り方を試行錯誤しながら挑戦します。


じゃがいもやにんじんの皮は、ピーラーを強く押し付けないとむけません。
最初はできなかった子も、コツをつかむとスイスイとむけるようになりました。
鶏肉のカットも、包丁を引くように切るとうまく切れました。



煙が目にしみるということも初めて体感した子が多かったようです。
熱や煙と格闘しながら、火の管理をがんばりました。



にんじんの茹で具合を確かめたら、釜から鍋を外して、ルーを割って入れてかき混ぜます。